2019年9月29日「地域の子どもの育ちを考える会」を開催しました。

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約30名の方が参加。見守り付きキッズスペースを設置。

内容

・ドキュメンタリー映画 『 子どもこそミライ 』 上映
・ new education little tree 野村直子さん ご講演
・認定こども園めごたま 井上亘さん ご講演

内容詳細
● 『 子どもこそミライ 』
野外保育、インクルーシブ、サークル対話が主なテーマ。保育の新しい在り方を提案し、「問い」がたくさん生まれ
る土壌を作る。特にサークル対話(子どもたちの主張をしっかり聞く時間)のシーンは印象に残る。
●野村さんのお話:
野外保育の可能性について。野外での見守り型保育が、非認知能力を引き出す。乳幼児期は、徹底的に感性を使う経験をすることで、人生の土台となる。大人が主導の保育から、子ども主体の保育への転換が必要。子どもは、教えなければならない存在ではなく、もって生まれた力があり、あるがままで良い存在。
●井上さんのお話:野外での保育と民主的アプローチの両輪が大事。こども園「めごたま」では、本物を体験することを何よりも大事にしている。200 年の杉を使った園舎が圧巻。給食は「まごはやさしい」を基本とする粗食。ティール組織への移行を目指してる。

参加者の感想

・普段子どもとのかかわり方を意識することがなかったので、とても勉強になった。
・自然の中で遊ぶことの意義が分かった。
・サークル対話が印象的で、子どもたちの力の引き延ばし方はとても難しいと思った。
・すごく必要なことだと思うが、 60 代以上の人の中にはまだまだ理解できない人が多いと思う。そこをどうするかが課題だと思う。
・是非、保育園や児童館の先生方にも見せたい。