発酵プロデューサー
発酵というキーワードで地域をプロデュースする

背景・展望
地域の持続可能性や食の健康、伝統食への関心が社会的に高まるにつれて、古来より日本をはじめ世界各地で利用されてきた「発酵」技術への注目度も高まっている。
特に地域の風土や文化の発信という意味で、地酒や漬物等は非常に重要な位置を占めている。
一方、一部の発酵食品に用いる酵母等の扱いに関しては、専門的な知識が求められる上、管理には高額な費用が発生するという課題がある。
そこで、まずは地域産のものを使用したリキュール販売で生計を立てつつ、発酵食品のラボ的な存在(酵母研究、菌研究、発酵食品加工などを行う施設)として発展させるモデルを提示する。
食品衛生許可の敷居が高くなっていることから、村内でも加工品の製造ができる施設の重要性は高まってくると考えられる。長い目で見た関連施設への投資や技術取得、必要な人材の誘致を行うことが必要となる。
経済性(ビジネスモデル)

- 誰に
- 一般顧客
(都市部の消費者)
- 何を
- 加工食品
- どこで
- ECサイト
- どんな価値
- ローカルな素材を活かした安心・安全な発酵食品
社会性
地元産素材を活かすことによる地域貢献
健康増進
環境性
地産、無添加の食品加工
年間サイクル
繁忙度:繁忙 ← → 閑散

- 年間従事日数
- 約240日(調整可)
- おおよそ年収
- 240万円程度
- 初期投資
- 店舗物件取得or賃貸契約、営業に必要な備品類等
- 兼業・複業
- 可能
- 求められる能力・スキル・ 資格
- 【能力・スキル】
・仕入、在庫管理を行える会計、経営能力
・市場ニーズを捉えるマーケティング能力や発信力
・発酵食品に対する興味、情熱
【資格】
・食品衛生責任者
・食品衛生法の許可
- やりがいポイント
- 「地域の魅力を一からプロデュースすることができる」
「地域内でもニーズの高い事業を作ることができる」
「消費者だけでなく、生産者ともつながることができる」
「自分の好きを追究できる」
- 先輩メンター
- 田野畑版SDGsとの関連