地産地消キッチンカー
地元の食材を知り尽くし、地域の食をPRする

背景・展望
地産地消キッチンカーとは、地元の食材を知り尽くした料理人がキッチンカーを使って、地域内外(観光客含む)に対してそこでしか食べられない料理を提供し、地域の食をPRする仕事である。
食材は、よその地域から仕入れるのではなく、地域内生産物にこだわることで地域の第一次産業者も活性化させることができる。その土地でよく生産される食材は、その土地の気候風土に適した食材であり、そこでしか味わえない料理提供を可能にする。フランス語でいうテロワールである。
地域の漁師さんと一緒に漁に出たり、山へ入って山菜を採ったり、農家さんの作業を手伝ったりしながらコミュニケーションを行い、食材への知識を深める。地域の郷土料理も参考にしながらメニューを考案する。ゆくゆくは固定店舗を持つこともよいが、機動力のあるキッチンカーを活用することで出店場所の自由度が高まり、過疎地での飲食店経営も可能になる。「走る居酒屋」としてコミュニティ活性にも貢献。
経済性(ビジネスモデル)

- 誰に
- 観光客
地域住民
- 何を
- 食事
ドリンク
- どこで
- 田野畑近郊観光地
村内商店前、公民館前など
- どんな価値
- 田野畑ならではの食材を使った食事
社会性
地域内農林水産業者の振興
地域コミュニティの活性
伝統食の継承、PR
環境性
環境負荷の少ない食材をチョイスすることで生産者を通して環境へ貢献
年間サイクル
繁忙度:繁忙 ← → 閑散

- 年間従事日数
- 約180日
- おおよそ年収
- 240~400万円
- 初期投資
- キッチンカー車両、仕込み拠点となるキッチン
- 兼業・複業
- 可能
- 求められる能力・スキル・ 資格
- 【能力・スキル】
・生産者さんとのコミュニケーション能力
・固定ファンを作る営業力、販売力
・美味しいメニューを作り上げる味覚、料理センス
【資格】
・キッチンカーの飲食営業許可
- やりがいポイント
- 「お客さんの反応がダイレクトに返ってくる」
「生産者さんと二人三脚で作り上げる飲食業」
「機動力が有り、臨機応変にメニューや販売方法など変更可能」
- 先輩メンター
-
伊藤勝康さん
(田野畑)
- 田野畑版SDGsとの関連